高校委員会報告 | |||||||||
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高校委員長 坂 本 成 利
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![]() 国体関東ブロック大会は1回戦東京都に24−14、決定戦は千葉県に42−12で勝利し見事、本大会出場を果たしました。静岡県で開催された本国体は1回戦青森県に30−24、2回戦愛知県に12−7という接線で勝ち抜き、準決勝の相手は強豪大阪府との対戦となりました。チーム一丸となった攻撃と、組織だったディフェンスで終盤追い上げたが、14−31と今一歩及びませんでした。破れはしたが、見事第3位という立派な成績を残してくれた選手に感謝し、また日頃より献身的なコーチングを実践しているスタッフには敬意を表しつつ更なる努力、精進を期待します。 |
10月上旬より開催された全国大会県予選会は参加チーム42校(含、合同4チーム計14校)で熱戦が展開されました。ベスト4にはシード校が順調に勝ち上がり、決勝戦は桐蔭学園対東海大相模という春の決勝と同じ顔ぶれとなりました。東海大相模は雪辱を期すべく、気迫のこもったディフェンスと大型FWを全面に押し立てて戦いに挑んだが、試合巧者の桐蔭学園のまえに26−10と涙をのむ結果となりました。3年ぶり4回目の花園出場を果たした桐蔭学園は組織だった厳しいタックルと全員がよく走りよくつなぐ、レベルの高いチームに仕上がっています。組合せ抽選会でもBシードをもらい、2回戦から登場。相手は大差で勝ち上がってきた山梨県代表の県桂。花園初戦ということもあり、自分たちのリズムがなかなかつかめないまま前半終了。後半は一進一退を繰り返しながら、ようやく攻撃を継続させる本来のゲーム感がもどり、15−5で接線をものにしました。3回戦は大分県代表の大分舞鶴。キックオフ直後に主将で攻守の要である高梨が負傷のため退場したのがひびき、何度かあったトライチャンスも自らのミスで逃し、最後まで力を出しきれないまま10−27で敗退しました。桐蔭学園としては悔やまれるゲームであったと思うが、今後の後輩の活躍に期待したいと思います。
新人大会は参加チーム37校(含、合同8チーム計27校)で開催されました。順調にシード校が勝ち上がるなか、ベスト4に進出したのは桐蔭学園、慶應義塾、県横須賀、湘南工大附でした。準決勝はモールで優位にたった桐蔭学園が33−10で慶應義塾に勝ち進み、湘南工大附対県横須賀は逆転、再逆転と大接戦の好ゲームとなりましたが、最後にトライを上げた湘南工大附が17−12で勝ち上がりました。決勝は桐蔭学園対湘南工大附という組合せとなり、前半からFW戦で優位にたった桐蔭学園が着実にモールからトライを重ね24−0で完封勝ちしました。決勝を戦った両校は関東新人大会に出場し、1 回戦群馬県代表の東農大ニに湘南工大附は45− 5 で敗れ、桐蔭学園は2 回戦で千葉県代表の流通経大柏に10− 24 で健闘むなしく敗退しました。両校とも勝てない相手ではなかっただけに、惜しいゲームを落としてしまいました。今後の精進に期待したいと思います。 近 年の生徒数減・学級減が部活動に大きな影響を与えつつある中で、そのあおりをまともに受けているラグビー競技ではありますが、今後ともさらなる強化、普及に努めていきたいと思います。関係・各位のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。 |
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