朝方は寒波の影響で非常に寒かった本日ですが、県内中学校の新チームの2012年度を占う『第14回 中学校新人大会』が桐蔭学園グラウンドで最終日を迎えました。対戦は昨年末の東日本大会の覇者・慶應義塾普通部と、今年こそ覇権奪還を期して臨む桐蔭学園中学校の決勝リーグ全勝対決でした。昨年体格に恵まれたFWの破壊力と俊足BKを多数擁した慶應は、新チームに昨年の試合経験者が少なく、関東学院に20-5、関東六浦に33-26と苦しみながら勝ち上がり。一方の桐蔭学園は心機一転、破壊力抜群の新チームで関東学院・関東六浦を圧倒しました。各校インフルエンザで学級・学年閉鎖等コンディション調整に苦心し延期の措置を講じましたが、無事に最終日を迎えることができました。下馬評では桐蔭有利の声も聞こえましたが、試合は接点で小柄な慶應がよく体を張って互角以上の健闘をみせます。前半終了して14-10の2トライ同士・ゴール差で桐蔭リード。後半は奮起した慶應が後半11分、この日好調のモールを押し込み逆転トライ。ゴールも決まり14-17と試合をひっくり返します。しかし集中力の切れなかった桐蔭はタックルをはねのけてラックを連取、慶應のタックルが途切れた後半17分、再逆転のトライをあげます。ラスト1プレイは慶應ボールのスクラム、桐蔭の必死の防御を慶應は割れずノーサイド。素晴らしい試合の結末は1ゴール差の19-17。この結果大会成績は、優勝：桐蔭学園、準優勝：慶應普通部、第3位：関東学院六浦、第4位：関東学院となりました。今大会は各チームに素晴らしい選手が点在し、選抜チームも充実しそうです。春季大会の組み合わせは3月31日のスケジュール会議で決定します。　2012年度も中学校ラグビーの応援をよろしくお願いします！