中学委員会 |
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中学委員会委員長 池田 啓彦 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成13年度の中学委員会の活動は、第15回春季大会を皮切りに、単独チームでの参加が可能な9チームでスタートしました。 今年度は、FW・BKに安定性と決定力を持った慶應がリードし、高いポテンシャルを有する選手を多数擁し、2月の新人戦で優勝した藤沢市立滝の沢、安定した力を持つ桐蔭学園、残念ながら14年度以降の活動に終止符を打つために最後のシーズンとなる海老名市立大谷の3チームが追従する形で推移した1年となりました。 第15回春季大会は、優勝候補の一角の藤沢市立滝の沢が故障者の続出で、大会参加を中途にして断念するアクシデントもありましたが、決勝戦の顔合わせは順当勝ちした慶應と、桐蔭学園を退けて勝ち上がった大谷の対戦となり、慶應が危なげない試合内容で大谷を圧倒して優勝しました。 関東大会の神奈川出場枠は2校なので、決勝進出の両校が出場権を獲得しました。A・B各8チーム参加の2つのトーナメントで争われる第52回関東大会では、 |
Aトーナメント1回戦で慶應が埼玉県第2代表の深谷市立深谷南中学校にほぼ勝利を手中に収めた残り1分で逆転トライを奪われ、26-29でまさかの1回戦敗退を喫しましたが、第2代表の海老名市立大谷が健闘し、Bトーナメント1回戦にて東京5位の八王子市立椚田に29-22で粘り勝ち、準決勝で茨城第2代表の茗渓学園に惜敗しましたが、3位決定戦では山梨第2代表の富士吉田市立下吉田を31-20で下して見事3位に入賞し、秋の東日本大会の神奈川県出場チーム枠の2チーム目を獲得しました。 大健闘を讃えたいと思います。 第52回関東大会は、Aブロックは埼玉第1代表の熊谷市立熊谷東、Bブロックは埼玉第3代表の寄居町立寄居がそれぞれ優勝し、幕を閉じました。早期からの強化体制を確立している埼玉県勢が一歩抜きん出た印象の大会でしたが、東京・國學院久我山、茨城・茗渓学園、清真学園等、ラグビーを良く知り、インスピレーションとクリエイティビティ溢れる魅力的な展開ラグビーを披露するチームも注目の的でした。 |
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第19回秋季大会は、春季大会参加の9チームに加え、コンバインドチーム1チーム(鎌学・湘南)を含む3チームが追加エントリーして、12チームでの開催となりました。 大会規定に従い、春季大会の結果をスケジュール会議にて反映させ、慶應と大谷にシード権が与えられました。1リーグを3チームで構成した予選リーグは、Aリーグは慶應・日大・浅野、Bリーグは大谷・滝の沢・高浜、Cリーグは桐蔭・湘洋・公文、Dリーグは関東・秋葉台・コンバインド(鎌学・湘南)の4リーグに分かれて順位決定をしました。 A・B・Cの3リーグ内で1位と2位にランキングされた2チームを決勝トーナメント進出とし、Dリーグは初の試みとして、決勝トーナメントに進出せず、交流形式での参加としました。結果は春の勢いをそのままに、慶應が優勝し、県大会春・秋連覇を達成しました。第2代表は、桐蔭と大谷で白熱した好ゲームが展開され、冷静に試合を運び、執拗なディフェンスで僅差を守りきった桐蔭が、大谷の猛反撃を振り切り春の雪辱を果たしました。 |
慶應・桐蔭は第21回東日本大会・関東地区予選に進出し、桐蔭は東京第1代表國學院久我山と、慶應は埼玉第2代表の深谷市立明戸と対戦しました。 慶應は息の詰まりそうなシーソーゲームの末、残り1分に逆転トライを決め、ほぼ勝利を手中にしていましたが、直後のキックオフリターンミスからショートパントを蹴られ競り合ったバックスがオブストラクションをとられ、痛恨のペナルティトライ。22-19でそのままノーサイドとなり崩れ落ちました。 桐蔭も善戦しましたが、久我山の分厚い攻撃に翻弄され、38-3で敗退しました。東日本大会決勝は、茨城2位清真学園と東京1位國學院久我山の間で争われ、33-14で清真学園が初優勝を飾りました。 |
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第2回となる中学生選抜チーム対スクール選抜チームの交流大会が12月16日、快晴の三ツ沢球技場にて開催されました。 |
普及育成の見地から、今後重要になるのはコンバインドチームの編成や、カテゴリーを越えた同年代のジュニア期選手の育成であると展望できます。 |
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