競技委員会報告

 

競技委員長 伊澤 宏

 平成13年度競技委員会事業は、例年どおり県7人制大会(増田杯)の開催、各種大会用のグランド確保、関東協会・日本協会へのグランドの提供と運営補助等、19名の委員により運営されています。

 まず、第17回県7人制大会(増田杯)は4月8日快晴の横浜市三ツ沢公園球技場に於いて参加16チームにより争われ、決勝は終始安定した試合はこびで勝ち上がった栗田工業と準決勝で関東学院大に辛勝した日本IBMの対戦となり、前半は栗田工業が差を広げたが、後半日本IBMが巻き返し、観衆を沸かせる、決勝戦に相応しい好ゲームとなったが栗田工業が逃げ切り初優勝に輝きました。

 なお、この大会は毎年YC&AC主催の7人制大会と同日開催になっており平成15年度第19回大会から日程を変更する方向で検討したいと考えています。

 委員会の最も重要部分であるグランドの確保は、保土ヶ谷ラグビー場・県立体育センター以外は、すべて支部協会から提供されるもで、各委員会からの使用希望に応じ切れないのが現状で、不足分は、各委員会が独自のルートで確保しているようです。また、近年では決勝・準決勝等で芝グランドの需要が多く、支部協会のご理解をいただきより多くの芝グランドを確保していきたいと思っています。

 つぎに、毎年3回開かれる競技委員会は7月、12月と3月で7月、3月は春季、7月は秋季のグランド利用調整で、各委員会選出の委員がエキサイティングなバトルを繰り広げ、きわめて紳士的に調整案が作成されます。12月は次年度のグランド利用希望の取りまとめを行い、各グランドごとの利用調整会議に向けた準備を行います。また、3月の委員会では県7人制大会の組合せ、大会運営の準備等を行います。

 県協会の財政基盤を支える有料試合のグランド提供については、春に2試合、秋に13日間15試合を横浜市三ツ沢公園球技場・陸上競技場・海老名運動公園陸上競技場で行い、他に無料の試合ではあったが県立体育センター陸上競技場で2試合を行いました。
 
 さて、平成14年度はワールドカップサッカー開催の年で春季のグランド、特に芝グランドの確保が非常に厳しい状況にあり、春の有料試合の開催がむづかしく、秋の有料試合も6試合と大幅に減少しています。一方県内の各種大会のグランドは例年並みには確保できました。

 最後になりましたが、前任の渡辺委員長から引き継ぎ、一年間大過なく競技委員会を運営出来ましたことは、ひとえに横浜市協会をはじめ各支部協会ならびに各委員会の強力なサポートの賜物と心から感謝申し上げます。