会 長 挨 拶
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 神奈川県ラグビーフットボール協会
会長 斎藤 幸雄

 平成15 年度の神奈川県ラグビーフットボール協会の運営・事業の推進につきましては、日本協会・関東協会のご指導をはじめ加盟各チームのご理解と各支部協会のご協力、協会理事ならびに各委員会の皆様の献身的なご尽力のお陰で無事終了することが出来ました。心から感謝を申し上げます。

 正月、恒例の協会新年会には、大学選手権優勝の関東学院大学・クラブ選手権優勝のタマリバクラブをお招きして優勝のお祝と日本選手権での活躍を激励する会となりました。

 当日は、県協会・支部協会関係者の他、ご来賓として県体育協会をはじめ報道関係者の方も多数ご出席いただき会を盛り上げていただきました。

 県協会としての今年の重点事業は、昨年の12月に「神奈川県のラグビーの活性化」のため事業委員会を発足させ、株式会社博報堂DY メディアパートナーズのスポーツ局の全面的なご協力により、「Rugby Town KANAGAWA を目指して」を合い言葉に、事業委員会の組織として5 つの小委員会も発足させ、最大のテーマである競技人口の増加、観客の増加、ラグビー人気の回復、そして、協会としての安定的財源の確保に繋げていきたいと考えています。その内容としては、

有料試合当日には、必ずタグラグビー・ラグビースクール等の試合を併設する。
ドリームマッチ・デーの創設。
タグラグビー・ミニラグビー全国大会の開催。
チームの地元商店会等との連携やスポンサーを募る。
大学日本一の関東学院大学との連携。
情報拠点を作るとともに、メディアと連動する。
学校に働きかける。

等々16 の重点施策を掲げ、短期に取り組めるものと長期に渡って取り組まなければならないものを整理する中で、一つの区切りとして、3 年後の県協会創立60 周年記念の年に横浜国際競技場をラグビーファンで一杯にしたい、という夢のような目標を掲げています。
 そのためにも、タグラグビー全国大会の開催やトップリーグチームを横浜に誘致、2011 年のラグビーワールドカップの決勝戦は横浜で等の夢の実現に向け、日本協会・関東協会に働きかけるだけでなく、松沢神奈川県知事や中田横浜市長等にもお願いし、連携を深めていかなければ実現には至りません。

 残念ながら高校・社会人の登録チームや競技人口の減少は、まだ止まったという状況ではありません。しかし、12月のラグビースクール交流会には1000 人を超える小学生が集い、また2 月の横浜ラグビーアカデミーとの共催で開催されたタグラグビーの大会には、600 人を超える小学生が参加してくれました。横浜スタジアムの人工芝を駆け回る子供達の光景を目の当たりにした時、今後の県協会としての責任と使命感を痛感させられました。

 県協会のホームページに年間13 万件もアクセスしていただき、掲示板にも情報交換やご提言もいただきました。協会役員は、時代や社会が変わっても「変えてはならないもの」と「変えていかなければならないもの」、「加盟チームや競技者が主役」を肝に命じ、各種事業に取り組んで参ります。
今後ともご提言・ご意見をお寄せください。


関東学院優勝祝賀会 松沢県知事と会場にて