県内 チーム/プレーヤー/レフリー 各位                レフリー委員会

 

スクラムに関する競技規則改定にあたっての再通知

 

2006年度シーズンも残すところ1ヶ月となりました。

2007年度はW杯Yearであり、我が日本代表も世界の強豪に混じりW杯に参加致します。

さてそんな中、ご存知の通り、IRBよりスクラムの競技規則が改正の連絡があり、全世界では

2007年1月1日から(日本では2007年4月1日から)適用することが決まっております。

神奈川県協会レフリー委員会としても、競技規則改定についてHP等でPRしてまいりましたが、

今一度、詳細について、御通知申し上げます。

通達の内容については日本協会URLに説明があります。

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<一部抜粋(一部加筆)>

競技規則改正点;第20条1(h)
「クラウチ」でフロントローは腰を落とした充分な姿勢をつくる。

「タッチ」でフロント1・3番は外側の腕で、相手の肩の外側に軽く触れ、その後、離す。

レフリーは「ポーズ」のコールで充分な静止状態を確認した上で、「エンゲージ」をコールする。

「エンゲージ」は命令ではなく、フロント同士で準備ができたら組み合ってよい、というコール

である。

解説:

「クラウチ」では双方のフロントローは膝を充分に曲げ腰を落とし、同じ高さを維持し静止して

いなければならない。肩のラインはゴールラインと平行であること。頭部・肩の位置は腰より低

くならないことに留意する。

「タッチ」では相手を掴んだり押したりせず、距離を確認した後はすぐに腕を下すこと。

「ポーズ」における静止状態は必須である。

「エンゲージ」で組み合う際、遠い位置から「飛び込む」行為をしてはならない(危険なプレーでPK)。

組み合ったら直ぐにフロントロー同士は正しく相手にバインドする。

レフリーは試合前のブリーフィングで両チームのフロントロー・スクラムハーフとスクラムを

安全に組むための手順・留意点を確認すること。

なお、本改正につきましては、IRBのホームページで確認ができます。

 

※改正に伴う基本的なスクラム反則集(英語)についても確認できます。

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さて日本国内での本改正の適用に関しまして、U19ローカルルール改正に伴うスクラム研修会

(天理&立正)にて、日本国内のU19の試合については、国際試合および国体(または国体に

準じる大会)にのみ適用と発表がありました。

★これ以外のU19試合に関しては改正前の競技規則(タッチしたままエンゲージ)となります。

 

U19ローカルルール改正に伴うスクラム研修会に関する報告書についてはこちらをどうぞ。