厚木少年ラグビースクール平成14年度活動報告
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運営協議会理事 小 野  芳 弘
 当スクールでは、生徒数が一時期激減した時代がありましたが、一昨年あたりから、厚木市ラグビーフットボール協会、厚木市体育協会主催による、タグラグビー教室等の活動効果により、徐々に生徒数が増え始め、今ではどうにか二桁を維持できる程に復活してまいりました。
 ただ、各学年、単独で公式戦に出場できるまでの数には程遠く、まだまだ、完全復活とまではまいりません。

 その中で、今期の対応に頭を悩ましておりましたところ、茅ヶ崎RSさん、平塚RSさんからお声掛け頂き、3スクール合同というご提案をいただきました。
 偶然夏合宿が同じ時期に同じ場所ということも幸いしてか、合宿で合同練習ができ、また、指導人の意見交換もスムーズに行なうことが出来ました。お陰を持ちまして、全学年試合に参加することが出来ました。
 チーム自体は8月からの急造チームではありましたが、各学年とも思いのほか、頑張っているように思えました。
 茅ヶ崎RSさん、平塚RSさんにはこの場を借りて御礼申し上げます。
 
また、対戦いただいたスクールの皆様には、3スクールの子供達の「自分のジャージが着たい」と言うわがままをご理解頂き、茅ヶ崎、平塚、厚木のバラバラジャージにて対戦をして頂きました。本当有難うございました。

 本スクール及び、市協会では、生徒数の確保活動といたしまして、数々の勧誘活動をしてまいりました。

 そのなかで、今年試みました活動は、週休2日化に伴う小学校土曜日の課外活動であります。
 訪問した小学校の校長先生、担当の先生のご理解により、校庭にてタグラグビー教室、及び、ちょっとした試合も行なってまいりました。
 初めてラグビーをする子、ラグビー自体知らない子、ちょっと運動には自信のある子など様々で、学年も1年生から6年生までと、多くの子供達が参加してくれました。そんな中、参加してくれた子供達は、初めて触るラグビーボールを夢中に追いかけておりました。
 試合ではトライをして喜ぶ子、タグを取られて悔しがる子など、大人も交えて楽しい一日を過ごせました。最後のアンケートに「楽しかった」、「またやりたい」という意見もあり、少しはラグビーの醍醐味を感じてくれたのかなと思っております。
 このような活動の中から、ラグビーに興味を持っていただき、継続的に参加していただける子供が多く出てくることを願っています。

 来る平成15年度も14年度の活動を継承しつつ、活動を行なってまいりたいと思っております。また、今年はさらに数多くのラグビースクールと交流を深めながら、子供達にラグビーの素晴らしさを理解してもらえるよう努力してまいりたいと思います。