秦野ラグビースクール2002
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校長 本 間  修

 2002年度も4月、開校式の後のお花見から始まりました。東海大学正門のそば、2本の桜の大木の下です。
 コーチや生徒、親御さんで楽しいひと時でした。
 持ち寄ったご馳走が美味しかった。

 1月の丹沢ラグビー祭が荒天で流れていたので、4月に延期開催のつもりがまたまた、雨、中止となる。
 5月になると、市のスポーツ振興財団主催のラグビー教室です。20数名の子供達が集まってくれました。
 土曜の午後、2時間ですが計10回、7月の初めまで。何人かがスクールに入ってきますので、続けてやってもらうことが、とても大事な事と思います。
 指導者はスクールから出すしかないのですから、ちょっと辛いところもあります・・・が。
 芝生がすっかりはげてしまった大根運動公園です。

 7月には恒例の富士吉田スクールとの交流、雪の残る富士山の麓で山梨、長野、静岡の子供達とラグビーや豚汁・カキ氷を楽しむ。
 翌日は東海大学のラグビー祭への参加と忙しい。
 子供達は大学生の兄ちゃんへ預けっぱなし、指導者・親達は大学OBたちとの試合。
 学校が休みに入ると、すぐに4泊5日の菅平合宿。
 例年になくスクールの数が多く、神奈川だけでなく、東京・大阪のスクールとの試合がたくさん組めました。
 関西勢の技術の高さにはちょっとあきれてしまう。
 小学生にそこまで教えるの、と疑問が湧いてくる。
 サニアパークでもゲームができました。
 子供達も、親達も満足。
 試合ばっかりで基礎練習があまりできなかったのが、反省です。

 9月にはいると練習再開、まだ暑いので丹沢登山口にある運動公園が最高です。
 高地なのでやや涼しい、そして練習が終わると、子供たちは歓声を上げて沢に飛び込みます。
 山懐の町の幸せを思います。

 県大会は学年単位でチームが組めないので、3・4で4年へ、5・6で6年へのエントリー。
 苦戦を案じておりましたが、そのとおり、連敗です。
 彼らのこれからの長い人生に、どう動機づけできるか、なかなかと難しいところです。

 このシーズンのトピックスは、スクールOBとして初となる早明戦出場。
 コーチたちは雨の国立へ総出の応援で、練習は休み。
 明治の敗戦、活躍の場はあまりなかったが、随分と感慨深いものがありました。
 また例年の花園詣では、応援できるOBの出場がなく、取りやめです。
 寂しい年の暮れでした。コーチたちには馴れない年の暮れの大掃除でした。
 年の初めは「秦野丹沢ラグビー祭」、また雨か雪かと思い悩みましたが、見事な晴れ。
 富士吉田や海老名、大和、厚木、横浜のスクール、相模台工業の高校生、一般の大人たちの飛び入りなど、豚汁を食べながらの嬉しい交流ができました。
 市の広報の取材もありました。
 お母さん達の口コミの効果でしょうか、幼稚園児たちの体験練習が増えてきました。次の年へと、楽しみです。
 3月の末に閉校式。中学生が巣立っていきます。いつか戻っておいで・・・。