相模原市ラグビーフットボール協会報告

相模原ラグビーフットボール協会のトップページへ↑
相模原市ラグビーフットボール協会
会長代行 永山 一雄

 平成13年度の当協会の活動に対しましては、いろいろと、御支援、御協力を賜りましてありがとうございました。

 今年度は、当協会にとって大きな喜びと、大きな悲しみを味わった年でありました。

  大きな喜びは、雌伏三十有余年にして、初めて「東日本社会人リーグ」に昇格した三菱重工相模原チームの活躍であります。トップリーグで、有料により試合を観戦していただくことは、全てのラガーの夢と言えましょう。その夢をかなえた三菱フィフティーンに大きな拍手を送るとともに、当協会としてもできる限りの応援を続けてまいりました。結果は全敗となり、一部残留をかけたチャレンジリーグでも結果は出せませんでした。しかし、選手の皆さんにとって、この一年間の経験は、必ずやすばらしい未来に結びつくものと確信しています。平成14年度のシーズンも当協会としてはこれまでに増して声援を送り続けようと思っています。

 大きな悲しみは、当協会の初代会長でございました田所長義氏が、平成13年4月14日、逝去された事でございます。享年82歳でございました。田所会長はラグビーをこよなく愛され、相模台工業高校が花園へ出場したときは必ず応援に出向き、三菱重工の試合にはグランドで声援を送っておられました。平成10年の神奈川国体では、相模原市にラグビー協会がないことを残念におもい、各方面に働きかけて協会を設立、国体ラグビー大会を成功のうちに終了するとともに、ラグビースクールを立ちあげました。御努力は実を結び、ラグビースクールには100人を超える少年少女ラガーが活動する、県下でも有数の大きなスクールとなっております。田所会長の御遺志は、「相模原市長杯争奪相模原セブン大会」の優勝チームに、「市長杯」とともに「田所杯」を制定し、長く顕彰させていただきたいと思っております。

 平成15年4月、青山学院大学がJR横浜線淵野辺駅近くに移転してまいります。それに先駆けて、本市緑が丘に天然芝のグランドを設けられ、練習を始めたラグビー部は、当協会の活動に協力してくださることを約束してくださいまして、さっそく、7人制大会に2チームを出場させてくださいました。今後も御支援をいただきたいと願っております。

 3月10日には、相模台工業高校ラグビー部創部40周年記念式典が盛大に開かれ、「オール相模台工対オール日川高」の夢の対決などが繰り広げられました。相模台工業高は相模原工業技術高校と合併し新しい高校に生まれかわることになっております。新しい高校でも、強いラグビー部の伝統が引き継がれることを祈っております。

 創立10周年まであと1年。平成14年度も着実な歩みを続けてまいりたいと存じますので御支援下さいますようお願いいたします。

13年度の主な活動

1 平成13年度ラグビースクールの活動結果

(ア) 約50日間の練習、試合を終えることができた。交流試合は県内RC、東京の多摩RC、府中RCなどと行い、県大会では3,5年生が見事優勝することができました。

(イ) 三菱重工相模原ラグビー選手との指導交流会、茅ヶ崎RC「勇気のメダル」1/6テレビ東京放送の試合出場、県大会を麻溝公園スポーツ広場、北里大グランドにて開催しました。

2 第2回相模原市長杯争奪相模原セブンス大会の結果

開催日   平成14年2月17日
開催場所 相模原市麻溝公園スポーツ広場
レフリー(県公認)下澤 仁氏、服部雅典氏、数藤雅彦氏、二宮慶美氏、池原伸弘氏

試合結果  

(1回戦)
青山学院大学A 31 −  0 ミルクボーイズ
三菱重工相模原B 41 −  0 神奈川不惑

(2回戦)
青山学院大学A 31 −  5 三菱重工相模原B
青山学院大学B 24 −  7 ゼロクラブ
三菱重工相模原A 39 −  0 セントラル自動車
東芝浜川崎 21 − 10 あじさいクラブ  

(準決勝)
青山学院大学A 14 −  7 青山学院大学B
三菱重工相模原A 33 − 14 東芝浜川崎

(決 勝)
三菱重工相模原A 31 −  5 青山学院大学A

(コンソレーション)
ミルクボーイズ 22 −  5 神奈川不惑
あじさいクラブ 36 −  0 セントラル自動車
ゼロクラブ 33 −  0 ミルクボーイズ
あじさいクラブ 41 −  5 ゼロクラブ

優 勝 三菱重工相模原
準優勝 青山学院大A
プレート優勝 あじさいクラブ