◆ |
ゲームの目的 |
前方にパスすることなく、またパスを落とすことなく、相手ゴールライン上あるいはその先方にトライをすること。 |
◆ |
プレーヤーの人数 |
1チームのプレーヤーの人数は5人とする。
(1チームの登録人数は、交代メンバーを含め7人〜10人とする。) |
◆ |
プレーヤーの服装(安全性の面より) |
プレーヤーの服装は運動に適していれば自由であるが、上着はパンツの中に入れ、紐のついたものは避けるようにする。余ったタグベルトは、ブラブラしないように処理すること。
髪留めはゴムとし、ヘヤピン等は禁止とする。ツバのある帽子をかぶる場合は、つばを後ろにする。
スパイクは一切禁止としする。ただし、ゴム底のトレーニングシューズはOKとする。
必ず爪を切っておくこと。 |
◆ |
プレー時間 |
全ての試合は、7分1本で行う。(参加チーム数等により、試合時間の変更があり得る。) |
但し、決勝戦等は、5分〜7分ハーフによる10分〜14分での試合時間とすることがある。 |
◆ |
グランドサイズ |
35〜40メートル×18〜25メートルを基本とするが、グランドの広さによってはこの限りでない。ゴールポストは使用せず、インゴールは設定しなくてよい。インゴールを設定する場合、デッドゴールラインはゴールラインから5m以内とする。 |
|
得 点 方 法 |
1 |
※ |
1トライは1点である。トライをするためには、プレーヤーはボールを相手ゴールラインを越えて持ち込み、ボールをグランドに押しつけなくてはならない。トライ後、ゲームはフィールドの中央から、トライされたチームのフリーパスで再開される。 |
MEMO |
フリーパスでの再開は、トライをしたチームのプレーヤ-全員(守備側)が2メートル以上自陣ゴール側へ下がった後、レフェリーの合図により再開する。それ以前のプレー再開は認められない。
(クイックリスタートの禁止) |
反則! |
必ず立った状態でトライをし、決して飛び込んではいけない。飛び込んだ場合、ゴールラインから5mの地点で相手側のフリーパスで再開する。 |
反則! |
トライをしたチームのプレーヤーが故意に遅れて戻ることをしてはならない。初回は審判が注意、2回目からはフィールドの中央から5メートル相手陣へ進んだ地点から、トライされたチームのフリーパスで再開される。 |
パ ス |
2 |
※ |
パスとは、攻撃側のボールを持ったプレーヤーが、後方または真横にいる味方プレーヤ-に捕れるボールを投げることをいう。 |
反則! |
スローフォワード |
前パス(相手ゴールラインの方向にボールが移動するパス)は、いかなる場合も反則である。前パスが行われた場合、相手(反則を犯さなかったチーム)にフリーパスが与えられる。 |
反則! |
ノックオン |
パスを取れなくて前方(相手ゴールライン方向)に落とすことは反則である。この場合、相手(反則を犯さなかったチーム)にフリーパスが与えられる。後方(自陣ゴールライン方向)へ落とした場合は反則ではなく、すぐに拾ってプレーできる。 |
MEMO |
アドバンテージルール |
反則を犯したチームのボールがグランド上にあり、審判の笛が鳴らずにプレーが止められていない場合は、反則を犯さなかったチームのプレーヤーはそのボールをすぐ拾い上げプレーしてかまわない。 |
MEMO |
グランド上にあるボールを双方のプレーヤーが同時に拾い上げようとして取り合いになった場合は、審判の判断によりどちらかのチームのボールとして再開される。(攻撃側とするほうがよい) |
タ グ |
3 |
※ |
タグとは、タックル(身体接触)することなく攻撃側のボールを持ったプレーヤーの腰に付けている2本のリボン(この後はタグという)のうち1本を取ることである |
※ |
攻撃側は5回『タグ』されるまでにトライできないときは、相手チームにフリーパスが与えられ、攻守交替する。このフリーパスは最後のタグ(5回目のタグ)がなされた地点から行われる。 |
反則! |
ボールを持ったプレーヤーのタグしか取ってはいけない。ボールを持たない攻撃側のプレーヤーのタグを取り、そのプレーヤーが攻撃に参加できない場合は反則となり、反則のあった地点からタグ0回からフリーパスで再開される。 |
MEMO |
守備側のプレーヤーはタグを取った時、『タグ!』とコールしながら頭上に掲げて審判に知らせる。この時、審判はタグの回数をコールします。その後、すぐにタグを取った相手に手渡しで返さなければならない。 |
反則! |
『タグ!』のコールをしない場合、審判にタグの回数を数えてもらえません。 |
反則! |
守備側のプレーヤーが取ったタグを相手に手渡しで返さず、持ったままでいたり、放り投げたりした場合は反則となり、反則のあった地点からタグ0回からフリーパスで再開される。 |
※ |
攻撃側のボールを持っているプレーヤーは、タグを取ろうとする相手をかわして走ることはできるが、タグを取られないようにタグを手で押さえたり、隠したり、相手の手を払ったりしてはいけない。 |
※ |
回転しながら走り、ディフェンスにぶつかってはいけない。但し、ステップを伴う回転は可とするが、明らかに危険であると判断した場合や、相手に接触した場合は、反則となる。 |
反則! |
タグを取ろうとする行為を上記のように妨害した場合、反則となり、相手(守備側チーム)にフリーパスが与えられる。 |
反則! |
守備側のプレーヤーが攻撃側のボールを持ったプレーヤーからボールを奪い取るようなことはしてはいけない。 |
MEMO |
タグが自然に取れてしまった場合も1回として数えられる。この場合、タグが取れて3歩以内にパスをすれば、プレーは続行する。 |
注意! |
タグが自然に取れた場合、レフリーが気づかないでプレー続行した場合は、タグが落ちた地点から、タグ回数を1足して、フリーパスからプレーする。また、レフリーが気付いて、タグ回数をコールした後、『止まって、パスして!』とコールしたにもかかわらず、止まらない、又はパスしない場合は、反則になります。(オーバーステップ) |
※ |
タグの発生した時、守備側のプレーヤーはタグを手渡しで返すまで、攻撃側のプレーヤーは返してもらったタグをベルトに付けるまで、次のプレーに参加することはできない。 |
反則! |
3秒以内にパスできなかった場合または3歩以内にパスできなかった場合は反則となり、相手にフリーパスが与えられます。(オーバーステップ) |
MEMO |
タグを取られたら、ただちに前進をやめ、ボールを離さなくてはならない。目安は3歩以内だが、すぐに前進をやめられたのに故意に前進を続けたとレフェリーが判断した場合は、たとえそれが3歩以内であったとしても反則とする。 |
MEMO |
審判はタグが取られた時、タグの回数を数えた後、『すぐにパスして!』とコールします。 |
MEMO |
タグを取られた後に1歩でトライゾーンに入りトライをした場合は、得点を認めることとする。ただし、ゴール前で静止状態でパスを受け、タグをとられた場合は、トライをしても得点にはならないため、パスをすること。 |
反則! |
タグを取るために、明らかに衣服等を掴んでオフェンスの動きをとめると反則になります。 |
オ フ サ イ
ド |
4 |
※ |
オフサイドはタグが発生した直後にのみ起きる。オフサイドの位置は、タグを取った位置ではなく、タグを取られたプレーヤーがパスをした位置である。 |
守備側のプレーヤ-はタグが発生した場合、タグを取られボールを持ったプレーヤーより自分の陣地の側に戻る努力をしなければならない。簡単に言えば、タグを取られボールを持ったプレーヤーのパスを決して邪魔してはいけない。(邪魔する位置にいる守備側のプレーヤーはすべてオフサイド)・・・タグを取られたプレーヤーから1メートル以上離れる努力をすること。 |
|
|
反則! |
オフサイドの位置にいる守備側プレーヤーは、相手のタグを取ってはいけない。オフサイドの反則があった場合は、反則があった地点からタグ0回から再開される。 |
MEMO |
タグを取ったプレーヤーも、攻撃側のプレーの邪魔をすれば、オフサイドの反則となる。 |
MEMO |
オフサイドのプレーヤーがいても、攻撃側のプレーが有効な場合は、アドバンテージをみて続けさせる。 |
反則! |
オフサイドが発生した場合、オンサイドの位置にいる守備側プレーヤーであっても、相手のパスを邪魔(インターセプト)してはならない。その場合、オフサイドの反則と同様に、反則があった地点からタグ0回から再開される。 |
MEMO |
インゴール内は、オフサイドが発生しないため、パスカット(インターセプト)は、反則にならない。 |
フ リ ー パ
ス |
5 |
※ |
フリーパスはゲームの開始(フィールドの中央から)とゲームの再開(反則が起きた地点)のために使われる。この時、クイックリスタートは認めない(レフェリーの合図で再開する)。 |
※ |
反則がゴールラインを越えてか、あるいはゴールラインから5メートル以内で起きた場合は、反則を犯さなかったチームにゴールラインから5メートルの地点でフリーパスが与えられます。 |
※ |
フリーパスを行うプレーヤーは必ずパスをしなければならず、ボールを持って直接走ることはできない。その際のパスは手渡しパスではなく、必ず空中を通ってのパスでなくてはならない。 |
※ |
安全のため、フリーパスを受け取るプレーヤーは、パスするプレーヤーの2メートル以内からスタートしなくてはならない。フリーパスの場合に限り、後方から走り込んでパスをもらってはいけない。 |
※ |
フリーパスの際、守備側は2メートル以上自陣ゴール側へ下がらなくてはいけない。攻撃側のボールを持ったプレーヤーがパスするまで、守備側プレーヤーは前への動きをしてはならない。 |
ボ ー ル ア
ウ ト プ レ ー |
6 |
※ |
ボールあるいはボールを持ったプレーヤーがタッチラインの外に出た場合は相手チームのボールになり、タッチラインを出た地点からフリーパスで再開される。この場合、フリーパスをするプレーヤーはタッチラインを跨いだ形でパスを出す。 |
危 険 な プ
レ ー |
7 |
反則! |
相手にぶつかる行為はすべて反則である。故意ではなく、勢い余ってぶつかってもいけない。
オフェンスチャージ(攻撃側の反則):
攻撃側のプレーヤーが、守備側のプレーヤーにぶつかっって行った場合
ディフェンスチャージ(守備側の反則):
守備側のプレーヤーが、攻撃側のプレーヤーにぶつかっって行った場合
※この反則は、走りこんで来た攻撃側のプレーヤーが守備側のプレーヤーにぶつかる場合に起こることが多い。 |
反則! |
グランドにあるボールに対して、飛び込んではいけない。必ず立った姿勢で拾い上げること。 |
反則! |
ボールをキックしてはいけない。 |
反則! |
回転しながら走り、ディフェンスにぶつかってはいけない。 |
反則! |
ハンドオフ(相手を突き飛ばす)はしてはいけない。 |
注意! |
明らかに故意で危険な反則や、同じ反則を繰り返すと、3分間の退場を宣告されることがあります。(シンビン) |
そ の 他 |
8 |
注意! |
攻撃の際、味方プレーヤーが相手側防御の妨害をすると、反則を取られることがあります。(オブストラクション) |
注意! |
攻撃の際、味方プレーヤーと接触して、相手側防御の妨害をすると、反則を取られることがあります。(アクシデンタルオフサイド) |
MEMO |
両手を広げての防御は、防御側のケガを防ぐとともに、攻撃側のスキルアップに大いに役立つものであることから、望ましいと解釈します。 |
注意! |
レフリーは、試合中唯一の判定者であり、絶対的な権限を有する者である。従って、レフリーの決定に反論したり、異論を唱えることは出来ません。 |
MEMO |
自陣インゴール内で、タッチダウンした場合は、ゴールラインから5メートルの地点でフリーパスから再開します。 |
MEMO |
攻撃側の自陣インゴール内でタグが発生した場合、発生タグ回数にて、ゴールラインから5メートルの地点でフリーパスから再開します。 |
|
平成17年9月1日 改正
最近改正 平成17年10月1日
第3版 平成19年8月6日 |