タグラグビー委員会報告
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委員長 田川  進
 タグラグビー委員会は平成15年度よりコーチ委員会から独立して単独に事業を行うことになりました。

主な活動としては以下の事業を行いました。

*神奈川県タグラグビー大会の実施
11月22日 第7回県大会横浜隼人高校グランド参加チーム48チーム、約300名参加
2月28日 第8回県大会横浜スタジアム参加チーム80チーム、約800名参加ヨコハマカップと兼ねて実施。


タグラグビーヨコハマカップの試合風景
タグラグビーヨコハマカップの優勝チーム
「釜利谷スプリングス」

 この大会で特筆するところは関東学院大学、タマリバクラブ等のチームが出場し、世代を超えたタグならではの試合が出来たこと、NHKはじめ、JSPORTS、TVK、テレビ朝日等の報道で取り上げてもらえたところです。

*出前授業の実施
 かながわ・ゆめ国体記念スポーツ振興基金活用事業として豊岡、つづきの丘、金沢、上星川、稲荷台、矢上、十日市場、南瀬谷中学、神奈川、立野、駒林、飯島、汐入、日下、東市ヶ尾、相沢、鎌倉第2、日野、芹が谷、相武山、子安、神奈川、一本松、駒岡、柏ヶ谷、飯島など各小学校で85回実施し、延べ5424名の小学生が授業を受けました。

*タグラグビー指導者講習会
 5月3日、6月7日、9月6日、10月18日、11月15日、12月6日、1月24日、2月21日、3月6日の9回の講習会を開催しました。
 後半は関東学院の芝の釜利谷グランドの使用をさせていただき、参加者も約600名にのぼりました。

*講師派遣
 金沢産業振興センター、厚木市体育協会、PIAフェスティバル、山形県協会、オリンピックフェスティバル等へ講師を派遣しました。
 この様に地道な活動、報道関係の取り込みともに、タグラグビーが普及が進むにつれ、以下の問題点が生じています。

1) 平日の授業で実施可能な指導者人材不足
2) タグ機材の不足
3) それらに伴う資金不足
4) 横浜以外のタグラグビーの地元受入れ組織つくり

 これらに対し、1)に対しては、各小学校の先生の中に指導可能な方が出てきた事、3)は横浜ラグビーアカデミーのご尽力のもと、スポンサーがついていただける事等により改善がされつつあります。今後、文部科学省の学習指導要領の中にタグラグビーを取り入れる方向が出されている中、またとないラグビー普及のためのチャンスといえます。そのため2)、4)はこれから新年度に向け、県協会としての重要な課題となります。世代を超えたスポーツとしてラグビーの普及に、是非とも関連各位のご協力を切にお願いいたします。
 最後になりましたが、すばらしい芝のグランドを指導者講習会に提供いただき、関東学院の学生の方たちの支援等、横濱ラグビーアカデミーの春口廣理事長はじめ関連各位の絶大なるご尽力に感謝いたします。