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委員長 山本 巧
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1 神奈川大学ラグビー部創部七十周年記念式典挙行す(平成13年6月10日)
神奈川大学ラグビー部は、昭和六年(1931年)に、大学の前身の横浜専門学校時に創部され、ここに七十年の歳月の歩みをつづけてまいりました。先の大戦時には多くの部員仲間が学徒出陣で戦地に取られ、串の歯が抜けるが如くのチーム状況の中にあっても残った部員が一丸となって、部の継続に邁進したのです。
終戦後は、母校のキャンパスが駐留軍の施設として接収された為に、授業も仮校舎となりクラブ活動も休止の状況となりました。然し返還後の昭和二十二年には当時の現役とOBの有志の熱意と努力により、逸早く部が復活したのでした。
昭和二十五年には校名も「神奈川大学」になり、以降は部員も徐々に増えて昭和三十年代は順調に推移しておりましたが、昭和四十年代に入ると残念な事に学生運動に巻き込まれクラブ活動も出来るような状況には有りませんでした、が、当時の現役、OBが一体となり伝統の火をともしつづけて来れました。七十年の歩みの中で幾多の艱難辛苦の時でも現役の学生とOBが常に強力な絆と連帯感を持つ事によって乗り切ることかが出来たのです。
然し、これも偏に、母校及び教職員の暖かいご指導と、ラグビー諸団体様のご支援と、ご協力の賜と感謝申し上げるところでございます。
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六月十日の記念式典には、母校の神奈川大学の教職員、関東ラグビー協会、神奈川県ラグビー協会、関東大学ラグビー連盟の幹部役員の方々、その他ラグビー諸団体様のご臨席をも頂戴し、神大の現役、現役の父兄、ラグビー部OBとOBの家族の総勢180名の出席のもとに記念式典を無事盛会裡に執り行う事ができました。
尚、ご臨席賜った方々から、お祝いのお言葉と、過分なるご祝儀をも頂戴致しまして本当にありがとうございました。紙面をお借りして御礼を申し上げます。
私達、神奈川大学ラグビー部OB会と現役部員は、ご苦労いただいた多くの先人達、及びご指導、ご支援と七十年の歴史に携わっていただいた方々の労苦に報いる為にも、七十年で終るのではなく、神大ラグビーの歴史には終点は無い、の気概で精進努力をしてまいります。各諸団体様には今後も宜しくご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
神奈川県協会様の益々のご発展を祈念申し上げまして、創部七十周年のご報告と、お礼に代えさせていただきます。
以上。
神奈川大学ラグビー部OB会
宮陵クラブ会長大澤武法
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2 平成13年度 第32回神奈川県大学ラグビーフットボール大会(5月13日〜6月2日)
5/13 関東学院大 釜利谷G
R: 河野 文高
関東学院大 64 − 7 防衛大 5/13 神奈川大 中山G
R: 渡辺 昌之
神奈川大 48 − 5 横浜国立大
( 棄権 )
桐蔭横浜大、 麻布大、 横浜市立大、 日大生物資源科学部
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優勝戦
6月2日
於: 関東学院大 釜利谷G
R: 佐藤 武司
関東学院大 73 − 10 神奈川大
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3 試合記録
○ 関東大学リーグ 1部
- 関東学院大 32 − 15 法政大
関東学院大 99 − 0 中央大
関東学院大 44 − 6 日本大
関東学院大 69 − 17 大東文化大
関東学院大 56 − 10 流通経済大
関東学院大 79 − 3 東海大
関東学院大 54 − 0 専修大
( 7勝0敗で優勝 )
○ 第38回全国大学選手権に出場
- ・ 1回戦(12/16)
関東学院大 75 − 14 京都産業大
・ 2回戦(12/23)
関東学院大 42 − 31 明治大
・ 準決勝( 1/2 )
関東学院大 38 − 23 法政大
・ 決勝戦( 1/12)
関東学院大 21−16 早稲田大
( 優勝 )
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○ 第39回日本選手権に出場
- ・ 1回戦( 1/20)
クボタ 85−35 関東学院大
( 敗退 )
○ 関東大学リーグ 3部
- 神奈川大 4勝3敗で3位
防衛大 2勝5敗で7位
○ 関東大学リーグ 4部
- 横浜国立大 3勝4敗で6位
産能大 0勝7敗で8位
○ 関東大学リーグ 5部
- 横浜市立大 6勝1敗で2位
麻布大 1勝6敗で7位
○ 関東大学リーグ 6部
- 横浜商科大 2勝5敗で6位
○ 全国地区対抗大学大会
- 日大生物資源科学部(神奈川県代表)
(関東2区予選を棄権)
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