スクール委員会は，議決機関としてスクール評議会を組織し，実行部隊としてコーチ，普及，競技，安全対策，広報の五つの部会を設け運営しています。

　評議会は，県下１７のスクールから誰でも参加でき，自由に発言できるようになっていますが議決を要する場合は各スクール１票としています。このように多くの指導者が子どもたちにとって何が重要で，どうしてあげられるのか意見交換し，２時間の会議時間が足りないこともしばしばです。

　このような議論を受けて，実行部隊である各部会で素案を作り評議会に諮り事業を執行しています。

　最近ではこの制度が定着し，各部会ごとに会議がもたれ多くの指導者がかかわった執行体制が確立され、スクール委員会の事業を推進しています。

　さて、１４年度の事業ですが８月２４日（土）に指導者研修会を海老名運動公園陸上競技場、体育館で１４０名の参加で開催しました。今年度は会場の都合により日程がずれ夏合宿中の２スクールが参加できず例年より少ない参加者となりました。９月１５日にジュニア、ミニそれぞれに交流大会を開催し夏合宿の成果を試し県大会に向けて最終調整を行いました。また、レフリー実技研修を実施し新レフリーの育成を図りました。９月２９日（日）からは県大会が開催され１２月８日（日）が最終日となりました。

　この間、三ツ沢公園球技場での有料試合の前座試合や、横浜市協会のご厚意により三ツ沢公園陸上競技場の使用など、良好な芝グランドでの試合を数多く実施する事ができました。

　また、１１月２４日には、高校委員会のご協力をいただきラグビスクール中学生東西対抗試合を全国高校大会県予選決勝戦の前座試合として実施しました。

　１２月１５日（日）は恒例の交流運動会を三ツ沢公園陸上競技場で開催しました。例年は横浜スタジアムでの開催ですが、人工芝張り替え工事のため特例で使用したものですが、新鮮な感覚で好評のようでした。なお、この大会には毎年、横浜ＢａｙＣｉｔｙライオンズクラブから、ハンドタオルを頂戴しており、

こどもたちには嬉しい記念となっています。また、昼休みの時間を利用して県大会の表彰式を行い、県協会斉藤幸雄会長からこどもたちに表彰状と楯が贈られました。

　年が明けて１月４日、６日には秩父宮ラグビー場において東日本ジュニアラグビー交流大会が開催され神奈川県ラグビースクール選抜として出場し優秀賞を獲得しました。

　神奈川県ラグビースクール選抜はこの後３月２１日に群馬県ラグビースクール選抜チームを保土ヶ谷ラグビー場に迎え第６回交流試合をおこないました。また、同日午後指導者交流大会を開催し、約７０名の名プレイヤーたちが加齢なプレーを疲労しました。（ラグビーって本当に楽しいですネ）

　以上、簡単に１年間を振り返ってみましたが、ラグビースクールの活動にたいしましては、県協会各委員会をはじめ各支部協会より多大なご支援をいただき、心から感謝申し上げます。

　最後に、２年間委員長を務めさせていただきましたが、今期で退任し来期は本間修新委員長を中心により協力な布陣で臨む事になりました。

　在任中は皆様から強力なご支援をいただき篤く御礼申し上げます。