社会人委員会報告
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委員長 小 椋 光 敏
 平成15年度は日本協会主催のJAPAN RUGBY TOPLEAGUEがスターとしました。
 9月13日神戸製鋼対サントリーの開幕ゲームを皮切りに12チームによる総当り戦が全国各地で開催されました。三ツ沢球技場でもNEC対サニックスの対戦があり、正にトップゲームを目の当たりに観戦することが出来レベルの高さを実体験しました。
 当委員会所属の三菱重工相模原、栗田工業は今季TOP EAST LEAGUEに出場しました。
 三菱重工相模原は長期間のリーグ戦を7勝2敗の戦績をあげ2位となり上部の対戦に進みました。残念ですが結果を出すことが出来ず目標を来年度へ持ち越す事となりました。栗田工業は4勝5敗で7位。両チームがJAPAN RUGBY TOP LEAGUEへ昇格、活躍されることを切望する次第です。

 県内での当委員会事業としましては春季リーグ戦、7人制大会、会長杯大会、神奈川選手権大会を開催しました。

 神奈川選手権大会ではTOPEASTLEAGUEの開催が長期化、試合数の増、等から参加チームのチーム事情を考慮して春季のオープン戦に組み入れての開催をしました。
 新鋭キヤノンの参加をもあり大会の盛り上げてくれました。
 決勝戦は前年と同じく三菱重工相模原と栗田工業の間で行われ三菱重工相模原が雪辱を果たしました。
 同大会は開催時期の変遷から年度事業計画と催行時期に差異があるため次回は修正をして開催することに致します。
 一方、準TOPレベルにあるチームの参加を得て春季に“Aブロックリーグ戦”を開催しました。
 準TOPチームは関東社連でも3部以上に位置しており実力的にも拮抗しているレベルです。
 当委員会事業への参加を呼びかけると共にAブロックでの対戦がチーム力向上になると判断しました。
 同ブロックの優勝チームには次年度の神奈川選手権大会へ出場出来る、とし上位チームとの対戦につながりを持たせる事にもしました。

 会長杯大会は予選リーグ戦方式が定着してきています。
 各チームがチーム事情に応じての目標を設定して参加してくれています。
 大会の決勝戦は三ツ沢球技場で行うことにしており、「目指せ!三ツ沢」の合言葉で1年間の目標としてくれています。

 本年は16チームの参加があり予選リーグを9月27日から、トーナメント戦を11月30日から展開し1月25日決勝戦を行いました。
 近年参加チーム数がチーム、また会社事情からチーム・メンバー編成に苦慮する状況になり減少してきています。
 当委員会に加盟するチームの一部では会社組織が集約、再編されたりしてチームもその影響を受けている例があります。
 また社名変更にてチーム名も変わっています。(例:TM・T&D,JFE)委員会としては競技機会維持、底辺拡大をも視野に入れて合同チームでの参加を可能としてきていました。
 合同チーム編成は諸処に難しい面も含んでいます。
 そんな状況下で決勝戦に東亜・東燃合同チームが出場してきました。プレーヤーはもとよりチーム関係者のご努力を評価すると共に感謝する次第です。

 社会人委員会の役員である河野文高氏(東芝エンジニアリング/現東芝プラントシステム)がトップレフリーとして日本協会・三地域協会レベルのゲームで活躍をされています。
 日本協会公認を目指して更なる研鑚に励まれることを切望し、応援をして行きます。
 
また、同氏を目標に次代若手レフリーの出現を期待すると共に育成していきたいとも考えています。